インプラント
用語集
できるだけ専門用語を使わないご説明を心がけていますが、
少し知っているとインプラントがもっとよくわかります!
あ
- アタッチメント【あたっちめんと】
クラスプ以外の部分入歯を固定する装置です。最近では、磁石を使った磁性アタッチメントもあります。
- アパタイト【あぱたいと】
リン酸カルシウムとフッ化カルシウムが混合した鉱物の一種です。人間の歯はリン酸カルシウムで出来ていると思われがちですが、実際にはフッ化カルシウムも含まれており、事実上アパタイトで構成されています。歯の表面にあるエナメル質部分には、細かい傷が無数についていますので、これが虫歯の原因でもあります。その傷にはハイドロキシアパタイトの補修する作用があり、歯磨き粉などに広く利用されております。
- アピカルシート【あぴかるしーと】
ファイルやリーマーによって、根尖孔の手前の象牙質内に作られた段差のことを指します。根充剤が、根尖から溢出しないようにします。
- アフタ性口内炎【あふたせいこうないえん】
口腔粘膜に生じる円形又は、楕円形の潰瘍です。また、周期的に再発を繰り返すものを再発性アフタと呼びます。発症する原因は不明ですが、ストレスが一因ではないだろうかと考えられています。
- インプラント【いんぷらんと】
口腔内の骨に人工の歯根を作り、その上に新しい歯を作るという方法です。一旦、インプラントを装着した後、痛みや違和感を伴わず、歯本来の機能を保つことができます。
- インプランター【いんぷらんたー】
インプラントを装着するときに使用する器械の一種です。骨に穴を開けるときに使用する、熱を発生させにくいエンジンです。
- インレー【いんれー】
金属インレー、ポーセレンインレー、CRインレー、など、むし歯の部分を削り取り、そこへ金属やレジンの鋳造体を装着するものを言います。
- ウォーターピック【うぉーたーぴっく】
水の圧力で歯の汚れなどを落とす器具です。
- オッセオインテグレーション【おっせおいんてぐれーしょん】
結合組織を介在することなくチタン(インプラント)と骨が直接結合する方式のことを言います。オッセオインテグレーションは、埋入後3~4週で起こり、相対的な骨との接触率が高くなるのは3か月後になります。
- 親知らず【おやしらず】
第三大臼歯のことを言い、智歯とも言われております。最近では他の歯が抜けた場合、移植する歯として有効利用されることもあります。
か
- 開咬【かいこう】
奥歯を噛み締めた状態にも関わらず前歯などの上下の歯が噛み合わずに、開いたままの状態になる症状のことです。主な原因は、口呼吸をする、指をしゃぶる、そして舌を出すクセがある、など様々。 治療は、上下の歯に専用の装置を取り付け歯並びを矯正をします。
その後、左側にのみ小さなゴムを使用し噛み合わせ調整を行い、更に左右ともにゴムを使用、そして噛み合わせを整えていきます。- 開口器【かいこうき】
口を強制的に開けさせる装置です。
- 外傷性咬合【がいしょうせいこうごう】
噛み合わせにより歯周組織に異常を起こす咬み合わせのことを言います。
- 矯正【きょうせい】
歯科矯正と言って、悪い歯並びをきれいにする歯科治療のことを言います。
- クラウン【くらうん】
歯冠のことで、通常は歯に被せる冠を指すことを言います。
- 口腔【こうくう】
口の中を指します。「こうくう」と読みます。
- 高周波治療【こうしゅうはちりょう】
電気メスが代表的に言われ、根の治療や歯周病治療、漂白、などあらゆる部分で応用されております。体にやさしい新しい治療方法のひとつです。
- 根管治療【こんかんちりょう】
歯の根の治療のことを言います。
- 骨膜下インプラント【こつまくかいんぷらんと】
インプラントの一種で、顎の骨の表面を覆うようにフレームを乗せ、骨膜と粘膜でフレームを動かないように固定するものです。患者様へのダメージが大きいのですので、現在ではあまり使用されておりません。
さ
- 再石灰化【さいせっかいか】
むし歯の自然治癒のことを言い、むし歯によって溶けた歯質が再び硬い歯質に戻ることです。
- 歯科衛生士【しかえいせいし】
歯科医師の指導のもと、診療の補助や歯科保険指導を行う専門職のことを言います。歯科衛生士になるには国家資格が必要であります。
- 歯科技工士【しかぎこうし】
歯科治療に伴う、歯の詰め物やかぶせもの、入れ歯、矯正装置などの製作を行う歯科医療の技術専門職のことを言います。緻密で熟練した技術が求められ、歯科技工士になるには国家資格が必要となります。また、歯科医師の指示が無ければ技工を業と出来ません。
- 歯科助手【しかじょしゅ】
診療の介助をするアシスタントで、患者が安心して診療を受けられるよう、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士らとともに歯科医療を支える重要な役割を担う人材です。
- 止血シーネ【しけつしーね】
抜歯後などに止血が困難な場合や、手術後の手術創の保護に用いる装置のことを言います。
- 止血タンポン【しけつたんぽん】
止血の目的で使用するタンポンのことを言います。入れ歯を安定させる装置で、バネとも言われております。
- 歯周病【ししゅうびょう】
口腔内の歯周病原性細菌によって引き起こされる歯ぐきの病気です。歯周炎や歯肉炎がその一種でもあります。
- 歯肉炎【しにくえん】
歯周病のうち、歯肉に限局した炎症が起こる病気のことを言います。
- 歯周炎【ししゅうえん】
歯周病のうち、骨を含めた歯の周囲の炎症のことを言います。
- 歯周ポケット【ししゅうぽけっと】
歯と歯茎の境にある溝で、歯周病になると、このポケットの深さが深くなるのことを言います。
- 歯垢【しこう】
口内の栄養分で、増殖した細菌の塊で、プラークとも言います。
- 歯石【しせき】
歯垢が石灰化したもので、一度石灰化してしまうと容易に除去できません。また、歯石の除去は歯周治療においてとても重要とされています。
- セラミッククラウン【せらみっくくらうん】
ポーセレンでできている冠(人工歯)のことを言います。
- 象牙質【ぞうげしつ】
歯の構造的にエナメル質の下の存在する歯質のことを言います。
た
- 脱灰【だっかい】
口の中の酸が、歯のエナメル質(歯の一番表面の組織)の内側からカルシウムやリン酸などを溶かし出し、初期虫歯の状態になることを言います。唾液中のカルシウムやリンが歯に沈着し、脱灰が起きた部分を修復する働きは再石灰化と言います。
- 智歯【ちし】
親知らずのこと。前歯から数えて8番目の歯のことを言います。
- 智歯周囲炎【ちししゅういえん】
智歯(親知らず)の周囲歯肉の炎症、智歯は不潔になりやすい為、炎症が起こりやすいです。
- 知覚過敏【ちかくかびん】
虫歯がないにもかかわらず、冷たいものを飲んだり食べたりしたときにしみるような痛みを感じることを言います。歯ぐきが痩せて歯の根っこが露出したり、歯のエナメル質(歯の一番表面)が薄くなり、歯の神経組織を覆う象牙質がむき出しになると起こります。
- チタン【ちたん】
原子番号22の元素で、歯科ではインプラント体や義歯の材料に使われております。
- 鎮痛薬【ちんつうざい】
痛みを和らげたり取り除いたりする薬品のことを言います。中枢神経系に作用し、筋肉などの痛みと緊張を弱める効果があります。
- 中心咬合位【ちゅうしんこうごうい】
咬合に際し習慣的反射的にとりやすい機能的最終位置のことを言います。
- デンタルシアノン【でんたるしあのん】
歯科用の瞬間接着剤のことを言います。
- 伝達麻酔【でんたつますい】
神経の元に麻酔薬を作用させ、末梢を麻痺させます。
- ドライマウス【どらいまうす】
口腔乾燥症のことを言います。
な
- 内部注水【ないぶちゅうすい】
歯根型インプラント埋入手術でドリルを使用する際の注水方法のことを言います。冷却水は、ドリルのシャフト内を通り先端から流出します。この方法では冷却水がインプラント埋入窩内に注水されます。
- ナロー・プラットフォーム【なろーぷらっとふぉーむ】
ノーベルバイオケア社のインプラント・システムは、インプラントのプラットフォームの直径により、ナロー、レギュラー、ワイドの3つのサイズに分類されている。その中で、直径が小さい3.5mmものをナロー・プラットフォームと呼びます。
- 軟化象牙質【なんかぞうげしつ】
虫歯によって軟化した象牙質のことを言います。軟化牙質とも言います。
- ナート【なーと】
縫合、傷口を縫うことを言います。
- 二回法インプラント【にかいほういんぷらんと】
一回目の外科処置の後、インプラント体の頭部が完全に歯肉で覆われた状態になるため、歯肉切開のための二回目の外科処置を必要とするインプラント法のことを言います。
- 乳歯冠【にゅうしかん】
既製の乳歯用の冠のことを言います。
- 乳歯【にゅうし】
子供の時に生える歯で、生後6か月頃から生え始め、通常20本生え、10歳前後には永久歯と抜け替わります。 脱落歯・第一生歯とも言います。
- ネオ歯牙保存液【ねおしがほぞんえき】
事故等で歯が抜けた場合に保存しておく保存液のことを言います。しかし、実験データでは生理食塩水中が最も長時間保存可能です。
- ノイマン手術法【のいまんしゅじゅつほう】
FOPの手術法一種のことを言います。ノイマンの改良法もあります。
- ノーベルバイオケア【のーべるばいおけあ】
ブローネマルクシステム、リプレイスセレクト、ノーベルダイレクト、プロセラシステム等インプラントシステムを販売しているメーカーのことを言います。歯科インプラントにおいて、世界の40%のシェアと40年以上の歴史があるインプラントシステムのトップブランドであります。
は
- バキューム【ばきゅーむ】
治療中に口の中の水や唾液を吸い取る装置のことを言います。
- パッチテスト【ぱっちてすと】
金属アレルギーを調べる検査方法のことを言います。
- 表面麻酔【ひょうめんますい】
局所麻酔の一種で、注射や、その他の痛みを伴う処置をする前に、処置部分の表面に麻酔を塗り、痛みを和らげます。
- 非接触治療(RF治療)【ひせっしょくちりょう】
高周波治療器で患部にチップを接触させないで治療効果を得る療法のことを言います。非接触で患部の温度を上昇させることで患部の免疫力を高め自然治癒を促します。
- ヒールオゾン【ひーるおぞん】
オゾンによって虫歯菌を殺菌、再石灰化を促進することで虫歯を治療する治療法のことを言います。
- プラーク(歯垢)【ぷらーく】
歯の表面に形成される、細菌の固まりと細菌の代謝物のことを言います。
- ブラケット【ぶらけっと】
矯正治療時に使用する装置で、歯とワイヤーを固定するものです。
- ブリッジ【ぶりっじ】
少数歯欠損にの場合に何本かの歯を土台にして連結し、抜けた歯を補うための装置のことを言います。
- 副鼻腔【ふくびこう】
鼻の穴の奥に位置し、上顎洞、前頭洞、蝶形骨洞、篩骨洞からなる。どれも鼻腔とは小さな孔を通してつながっていて、上顎洞は眼球の下あたり、前頭洞は眼の上、篩骨洞は両目の間、蝶形骨洞は眼の奥にあります。それぞれ左右一対で、人によって大きさや形に個人差があります。
- ブローネマルク教授【ぶろーねまるくきょうじゅ】
インプラントの基礎となったオッセオインテグレーションの概念を発見し、1965年には世界初の骨結合するインプラント手術を行ったインプラントの偉人です。
- ブローネマルク・システム【ぶろーねまるくしすてむ】
ブローネマルク教授の名前に由来した、世界初の実用インプラント・システムのことを言います。最も、高性能のインプラント・システムと考えられており、他のインプラントに比べ最も臨床実績が長く、最も信頼性を誇るインプラントシステムと言われています。細くて短いものから太くて長いものまで40ものバリエーションがあり、日本人に最も適したインプラントとも言われております。
ま
- 麻酔【ますい】
一時的に神経機能を低下させて、痛みの感覚をはじめ知覚や意識を失わせることを言います。全ての意識、感覚を失わせる全身麻酔と、歯科治療時になどに部分的に痛みの感覚を低下させる局所麻酔とがあります。
- マイクロ・ギャップ【まいくろぎゃっぷ】
インプラントのフィクスチャーとアバットメントをスクリューで連結した際の境界部にみられる、僅かな隙間のことを言います。インプラント埋入後には、マイクロ・ギャップまで骨吸収することが分かっており、1ピース・インプラントではマイクロ・ギャップがないため、骨吸収が少なくて済みます。
- 埋入トルク値【まいにゅうとるくち】
インプラント埋入の最終段階においては、トルクレンチで最終締付トルク値を測定しながらインプラントを歯槽骨に固定します。ノーベルバイオケア社のインプラント・システムの場合、35Ncm以上の締付トルク値で即時機能が可能となっている。他社のインプラント・システムでも、ノーベルバイオケア社のトルクレンチを模倣してトルク値が測定できるものも発売されるようになったが、トルク値と即時機能との関連を示したものはないです。
- マルチユニット・アバットメント【まるちゆにっとあばっとめんと】
ノーベルバイオケア社の複数歯スクリュー固定用アバットメントのことを言います。インターナル・トライチャンネル・コネクションのリプレイスセレクト用と、エクスターナル・ヘックス・コネクションのブローネマルクシステム用があります。それぞれフィクスチャーに連結すると互換性のある共通のプラットフォームとなります。オール・オン・フォーなどの全顎補綴で使用されることが多いです。
や
- 八重歯【やえば】
叢生(乱杭歯)のひとつのことを言います。永久歯の中でも一番最後に生えてくる犬歯(糸切り歯)が、スペースがない場合に歯列より前に生えてきてしまう状態です。
- 薬物性口内炎【やくぶつせいこうないえん】
アレルギー体質に多い、薬剤による口内炎のことを言います。
- 薬液消毒【やくえきしょうどく】
手指の消毒、器具・器材の消毒、創面の消毒など、様々な目的で行われる液体よる消毒。アルコール系・逆性せっけん・両性界面活性系・アルデヒド系・ヨウ素系・塩素系・フェノール系などがあります。
- 有床義歯【ゆうしょうぎし】
口の中の粘膜を覆う形につくられた、取り外し可能な部分入れ歯のことを言います。粘膜を覆っている部分を床(しょう)といい、通常はピンク色の歯科用プラスチック(レジン)で作られます。 チタン等、金属性の床のものもあり、レジンと比べると床の部分が薄いため、違和感が少ないです。また食物の熱がよく伝わるなどの理由で選択されることがあります。
- ユニット【ゆにっと】
治療の際、患者が座る診療イスのことを言います。口の中を照らすライトや口をゆすぐ場所、治療機器などが配備されています。
- 陽極酸化処理【ようきょくさんかしょり】
チタン粗造面処理の方法のひとつのことを言います。 ノーベルバイオケア社ではタイユナイトという名称がつけられています。
わ
- ワイド・プラットフォーム【わいどぷらっとふぉーむ】
ノーベルバイオケア社のインプラント・システムは、インプラントのプラットフォームの直径により、ナロー、レギュラー、ワイドの3つのサイズに分類されています。直径が大きいものをワイド・プラットフォームと呼び、ブローネマルク・システムでは直径5.1mmのことをワイド・プラットフォームと呼びます。
- ワックス【わっくす】
歯科用のワックス。ロウでできており、入れ歯などの作製行程で使用されています。
- ワックスアップ【わっくすあっぷ】
鋳造法におけるロストワックス法にて原型をワックス作製することで、ワックスパターンを作るとも言います。
- ワックスパターン【わっくすぱたーん】
鋳造におけるワックスの原型のことを言います。
- 矮小歯【わいしょうし】
人の歯の平均的な解剖学的大きさを基準とした際に、それよりも異常に小さい歯のこと。歯冠の形態はおおむね円錐状、蕾状または結節状が多いです。また好発部位は上顎側切歯、智歯に見られますが、前者は円錐歯、後者は蕾状歯となることが多い。歯冠が委縮した形態をしているために、退化形として現れると考えられています。
- ワイヤー矯正【わいやーきょうせい】
矯正治療の一つで、歯並びや噛み合わせを良くするための方法のことを言います。歯に小さな金具(ブラケット)をつけてワイヤーで固定し、悪い位置にある歯牙を動かし歯並びを整えます。
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