インプラント治療を受けるかどうかを迷っていらっしゃる方のなかには、インプラントに関する網羅的な情報を身につけておきたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
治療を受ける際は、ご自身の健康状態や治療におけるリスクを考慮することが大切です。
そこで本記事では、インプラントに関するさまざまな情報を徹底的に紹介いたします。
インプラント治療に関する情報を知っておきたいとお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
インプラントまるわかり一覧表
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | 差し歯 | |
---|---|---|---|---|
費用 | 32万~43万円ほど | 2~3万円ほど | 5,000~2万円ほど | 5,000~1万円ほど |
保険適用 | 適用不可 | 適用可 | 適用可 | 適用可 |
治療期間 | 2~3か月ほど | 1~3か月ほど | 1~3か月ほど | 1~3か月ほど |
寿命 | 30年ほど | 7~8年ほど | 4~5年ほど | 5~10年ほど |
噛む力 | 自分の歯の約5倍 | 自分の歯の約6~7割 | 自分の歯の約2割~4割 | 自分の歯の約6~7割 |
審美性 | 優れている | 普通 | 劣る | 普通 |
手術 | 必要 | 不要 | 不要 | 不要 |
周囲の歯への影響 | なし | 両隣の歯を削る | 両隣の歯に留め具を引っ掛ける | なし |
メリットまとめ | ①自分の歯と変わらずに使える ②口内の健康を維持できる ③審美性に優れている |
①素材によっては保険適用で安価 ②治療期間が短い ③外科手術が不要 |
①素材によっては保険適用で安価 ②治療期間が短い ③外科手術が不要 |
①素材によっては保険適用で安価 ②治療期間が短い ③外科手術が不要 |
デメリットまとめ | ①高額な治療費がかかる ②外科手術を受ける必要がある ③感染症にかかるリスクがある |
①比較的寿命が短い ②噛む力が弱い ③両隣の歯を削る |
①耐久性が低く、寿命が短い ②噛む力が弱い ③審美性に欠ける |
①比較的寿命が短い ②噛む力が弱い ③保険適応外治療になると高額 |
インプラント治療とは
インプラント治療とは、失った歯を取り戻すことができる治療方法の一つです。
具体的には、顎の骨に穴を開けてインプラント体とよばれる人工歯根を埋め込み、そのうえに人工歯を取りつけることで、患者の噛む力を取り戻します。
インプラント治療は入れ歯やブリッジに比べて耐久性や審美性に優れた治療方法であり、しっかりとメンテナンスを行えば10~15年は使用できます。
使い心地も自分の歯と変わらないため、使用中のストレスもほとんどありません。
このように多くのメリットがある一方、インプラント治療は入れ歯やブリッジとは異なり、健康保険が適用されないという難点があります。
また、外科手術が必要な治療方法でもあるため、通常の歯科治療よりも体への負担とリスクが大きく、治療期間も長くかかります。
ブリッジ・入れ歯・差し歯との違い
インプラント治療のほかにも、失われた歯を取り戻す治療方法としてブリッジや入れ歯、差し歯などを使う方法もあります。
それぞれの違いが分からず、治療方法の選択を迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、下記にてインプラント治療がブリッジや入れ歯、差し歯と異なる点を一覧表にまとめました。
さまざまな点で違いがみられるため、治療において優先したいことを考えながら選ぶとよいでしょう。
インプラント・ブリッジ・入れ歯・差し歯の違い | ||||
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | 差し歯 | |
---|---|---|---|---|
噛む力 | 自分の歯の約8~9割 | 自分の歯の約6~7割 | 自分の歯の約2割~4割 | 自分の歯の約6~7割 |
周囲の歯への影響 | なし | 両隣の歯を削る | 両隣の歯に留め具を引っ掛ける | なし |
審美性 | 優れている | 普通 | 劣る | 普通 |
保険適用 | 適用不可 | 適用可 | 適用可 | 適用可 |
手術 | 必要 | 不要 | 不要 | 不要 |
治療期間 | 6~12か月ほど | 1~3か月ほど | 1~3か月ほど | 1~3か月ほど |
寿命 | 10~15年ほど | 7~8年ほど | 4~5年ほど | 5~10年ほど |
インプラントのメリットデメリット
インプラント治療のメリット
ここからは、インプラント治療を受ける3つのメリットを紹介します。
メリット①自分の歯と変わらずに使える
1つ目のメリットは、自分の歯とほとんど変わらず、ストレスのない使い心地で噛むことができるという点です。
インプラントは、入れ歯やブリッジに比べると噛む力が天然の歯とあまり変わらないため、ストレスなく食事をとることができます。
また、日ごろのセルフケアを行う際も、ほかの歯と一緒に歯ブラシやフロスを使うだけで済みます。
メリット②口内の健康を維持できる
2つ目のメリットは、口内の健康を維持できるという点です。
入れ歯やブリッジは、周りの歯に金具を引っ掛けたり、削ったりする必要があるため、健康な歯まで傷つけてしまいます。
しかし、インプラント治療は顎の骨にインプラント体を埋め込み、それを土台にするので周りの健康な歯を傷つける心配がありません。
また、入れ歯やブリッジは物を噛んだ際の衝撃が骨に伝わりづらく、骨が痩せてしまう傾向があります。
一方、インプラントは物を噛んだときの刺激が骨に伝わりやすいため、骨が痩せる心配もありません。
さらに、インプラントは治療完了後もセルフケアと定期検診を続ける必要があるため、インプラントをケアすることにより、ほかの歯の健康も守ることができます。
メリット③審美性に優れている
審美性に優れているという点も、インプラント治療の大きなメリットです。
インプラントは口を開けた際に、入れ歯のように器具が見えてしまうことがありません。
また、人工歯の素材にこだわることで、天然の歯と見分けがつかない状態に近づけることも可能です。
インプラント治療のデメリット
つづいて、インプラント治療を受けることによる3つのデメリットも紹介します。
デメリット①高額な治療費がかかる
1つ目のインプラント治療のデメリットは、高額な治療費かかかるという点です。
基本的には、インプラント治療には健康保険が適用されません。
その理由は、健康保険は「健康に必要な最低限の治療にのみ適用される」という条件があるためです。
失った歯を取り戻す治療方法には、すでに入れ歯やブリッジを使った安価な治療方法があるので、使い心地のよさや審美性を高めるためのインプラント治療は、保険適用外なのです。
デメリット②外科手術を受ける必要がある
外科手術を受ける必要があるという点も、インプラント治療のデメリットの一つといえるでしょう。
インプラント治療は、顎の骨に穴を開けるという外科手術が必要であるため、通常の歯科治療よりも心身ともに負担がかかります。
また、手術中は麻酔を使うため痛みはそこまで感じませんが、治療後に麻酔が切れたときの痛みや、歯肉の腫れをともなう場合もあります。
デメリット③感染症にかかるリスクがある
最後に紹介するインプラント治療のデメリットは、感染症のリスクがあるという点です。
インプラントは天然の歯に比べて細菌に感染しやすいという特徴があります。
なぜなら、インプラントには歯根膜(しこんまく)がないためです。
なお歯根膜とは、天然の歯根と歯肉のあいだにある組織で、細菌の侵入を防ぐ役割があります。
インプラントにはこの歯根膜がないため、「インプラント周囲炎」とよばれる疾患にかかりやすく、悪化するとインプラントが脱落する場合があります。
ただし、日ごろのセルフケアを欠かさず行い、3か月に1回ほどの定期検診を受けていればインプラント周囲炎は防ぐことができるので、過度に心配する必要はないでしょう。
インプラントのメリット・デメリットについては、以下の記事でも詳しく紹介しております。
インプラント治療院の選び方
ここからは、インプラント治療を安心して任せられるクリニックを選ぶ際に押さえておきたい、6つのポイントを紹介します。
- インプラント治療の症例数が多い
- デメリット・リスク・治療費について事前に説明してくれる
- 設備が整っている
- インプラント治療前にカウンセリングと精密検査を行っている
- インプラントの素材にこだわっている
- インプラント以外の治療にも取り組んでいる
ポイント①インプラント治療の症例数が多い
安心できるクリニックを選ぶ1つ目のポイントとして、ある程度の経験年数と実績があるかどうかという点が挙げられます。
なぜなら、インプラント治療には専門的な知識や技術を要する外科手術が含まれることから、ある程度の経験がなければ精巧な治療を行うことができないためです。
実績があるかどうかの判断基準としては、インプラント治療の年間症例数が10件以上あり、10年間のあいだに埋入したインプラントの本数が、合計300本以上であることが目安です。
担当医が上記の条件を満たしているかどうかをホームページや問い合わせフォームから確認してみましょう。
きぬた歯科のインプラント症例数はこちら
【きぬた院長の解説】
インプラント治療ができるその治療に対する症例数は最低条件だと思います。
やはり私がそうであるように、まだ駆け出しの頃の症例と数年経ってからの症例では、技術的な部分は大きく違ってきます。
これまでの症例数を確認すれば、どのくらいの数をこなしているのかも一目瞭然ですし、それ相応の技術が身についているといえますからね。
ポイント②デメリット・リスク・治療費について事前に説明してくれる
インプラント治療を受ける前に、必ずデメリットやリスク、治療費まで説明してくれるかどうかも、クリニックを選ぶ際に押さえておきたいポイントです。
インプラント治療は外科手術をともなう規模の大きな治療であり、また治療期間も長いため、あらかじめデメリットやリスクを説明してくれるクリニックであれば安心です。
また、インプラント治療は保険適用外なので、費用がクリニックにより異なります。
さらに、費用の支払い方法や保証年数もクリニックにより異なるため、これらを事前に説明してもらう必要があります。
これらの説明をせず、一方的に治療を進めようとするクリニックは、避けたほうがよいでしょう。
【きぬた院長の解説】
当院は、口コミで来ていただく方が多くいらっしゃいます。
「インプラントを入れている」という事実は、意外と他人に話すのに勇気がいることだと
そんななか、いろいろな方がご友人やお知り合いにきぬた歯科のインプラント治療を勧めてくださっています。
やはり知っている人から紹介された、という部分は一定の信頼にもつながりますよね。
また、よく聞かれる質問もある程度把握できているので、患者様から質問される前に、予防面や治療期間、費用などはすべてお話しさせていただきます。
皆さんが不安や疑問に思っていることは聞かれてから答えるのではなく、洗いざらい伝えてしまうイメージですね。
「あと3日くらいは痛む」「この歯はあまり長くもたないかもしれないが、この歯はまだまだ大丈夫」など、お話したことが合っていると信頼していただけるんです。
小さいことかもしれませんが、信頼を得るというのは、このように正しいことをしっかり伝えつづけることの積み重ねですよね。
私が言うのも何ですが、きぬた歯科は看板の知名度が高い一方で、胡散臭いと思われている事実もあります。
ただ、一度来院していただくと、「想像していたよりもしっかりしている」「安心して任せられる」と言っていただけることが多いですね。
最初にこちらからお話することで、自然に信頼していただいて良好な関係を築けていると思います。
ポイント③設備が整っている
安心できるクリニックを選ぶポイントとして、設備が整っているという点も挙げられます。
なぜなら、インプラント治療には精密検査と外科手術が必要であるためです。
精密検査には一般的なレントゲンではなく、歯科用CTを用いて見えない部分までチェックする必要があります。
また外科手術を受ける際も、衛生的な環境のオペ室で、精巧な治療が行える器具が揃っているクリニックのほうが安心して治療を受けることができます。
【きぬた院長の解説】
クリニックのなかには、虫歯治療や親知らずの治療などで使う、一般的な診療台をきれいに清掃して、インプラント治療を実施しているところがあります。
しかし、たとえば歯を削るとなったときに、目に見えないレベルの粉塵が飛んできて、口腔内に入り込んで感染症を引き起こすケースは考えられなくはないですよね。
そのようなクリニックを完全否定するわけではありませんが、「トラブルが起こったときにそれでいいのか?」とは思います。
きぬた歯科には、クリーンルームとよばれる無菌状態の治療室を3部屋完備しています。
医療ドラマの手術シーンでよく見る設備と、同じようなものとお考えいただければ問題ございません。
インプラント治療は外科手術をともないますから、患者様の痛みや腫れを少しでも軽減させるだけでなく、感染症のリスクも極力ゼロに近づけたいと、設備にもこだわっています。
きぬた歯科の院内設備についてはこちら
ポイント④インプラント治療前にカウンセリングと精密検査を行っている
インプラント治療の前に、丁寧にカウンセリングと精密検査を行ってくれるかどうかという点も、クリニックを選ぶうえで大切なポイントです。
インプラント治療を受けるためには、さまざまな健康上の条件をクリアしなければならなりません。
そのため、精密検査は必ず行う必要があります。
また、インプラント治療は基本的に6か月~1年間かかることから、自分と相性のよい医師に治療してもらうことが大切です。
もしカウンセリングの時点で違和感があった場合は、別の病院でもカウンセリングを受けることをおすすめします。
ポイント⑤インプラントの素材にこだわっている
インプラントには非常に多くの種類があり、それぞれ素材や品質、値段が異なります。
そのため、より人体に適応しやすい素材で、悪影響を与えない品質のインプラントを使用しているクリニックを選ぶことも大切です。
高品質なインプラントは値段も高い傾向がありますが、治療後のトラブルを避けるためにも、品質を重視することをおすすめします。
なお、1本10万~20万円で治療ができると宣伝しているクリニックの場合は、インプラント自体の質があまりよくないものを使用している場合があるため、避けましょう。
ポイント⑥インプラント以外の治療にも取り組んでいる
安心できるクリニックを選ぶポイントとして、インプラント以外の治療にも取り組んでいるという点も挙げられます。
なぜなら、インプラント治療には総合的な歯科治療の経験が必要であるためです。
具体的には、現在の歯の状態をしっかりと把握できる能力や、歯周病の治療経験、噛み合わせを調整する能力などが挙げられます。
また、ブリッジや入れ歯の治療にも力を入れて取り組んでいるクリニックを選ぶことをおすすめします。
その理由は、検査の結果インプラント治療を受けられないとわかったときに、同じクリニックで治療を受けることができるためです。
きぬた歯科について
費用
インプラント一本ごとの費用には、
手術費、レントゲン・CT撮影費、定期健診費を含みます。
連続する歯の場合は、ダミーを使うことで費用を浮かせることができます。
インプラント
1本あたりの
費用
インプラントと人工歯がセット。治療費を含みます。
-
プラスチック・銀歯
32万円(税込)
月々3,224円~※
虫歯の治療に使われる金パラジウム合金とプラスチックを合わせたもの。裏側は銀色になります。
-
ハイブリッド
37万円(税込)
月々3,728円~※
プラスチックとセラミックの中間の素材です。セラミックよりやや強度が落ちます。
-
セラミック
43万円(税込)
月々4,333円~※
審美性に優れ、汚れが付きにくく、変色しにくいことが特徴です。歯肉や歯質への黒ずみも起きません。
治療の流れ
最初の検査から第二治療が終わるまでには、最短で2か月程度、長くて6か月以上かかります。
第二治療へ進むためには、数か月の期間を空けてインプラントを骨に定着させなければいけません。
インプラントが骨に定着する期間は患者様によって異なり、主にあごの骨の状態や内科的な疾患の有無などによって前後いたします。
-
Step.1検査・治療計画
-
Step.2第一治療(インプラントの埋入)
-
Step.32〜6か月後第二治療(アバットメントと
人工歯の装着) -
Step.4半年後半年ごとの定期健診へ
きぬた歯科のインプラント治療の症例
Case 12~5歯が
欠損していた症例
前歯5本をインプラント2本と人工歯で修復
55歳 男性/前歯5本欠損
費用:86万円(43万円×2)
- 施術名
- インプラント埋込手術
- 施術の説明
- 口腔内の骨に人工の歯根を作り、その上に新しい歯を作るという方法です。
- 施術の副作用
(リスク) - 炎症反応により腫れが生じることがあります。腫れの大きさは、手術範囲や方法により異なりますが、次第に腫れが引いてくることがほとんどです。
- 来院の背景
- 歯槽膿漏で前歯三本のみになり、やむなく部分入れ歯にされたそうです。
しかし、元々部分入れ歯に違和感があったものを我慢して使い続けていたら、残っていた三本の歯もグラグラになってしまったということです。「このままではどうなるだろう、心配だ」とご友人に相談したところ、「それならインプラントではどうか……」と、当院を勧められたそうです。
- 治療の結果
- ご本人の希望で、前歯に二本のインプラントを入れ、五本分の人工歯を入れました。
本来このような設計は、インプラントに負担がかかりすぎるため行わないのですが、「とりあえず一年でも使えれば」というご意向を汲み、治療いたしました。
Case 2一歯だけ
欠損していた症例
他院で不具合があったインプラントの修復
47歳 女性/右上欠損
費用:43万円
- 施術名
- インプラント埋込手術
- 施術の説明
- 口腔内の骨に人工の歯根を作り、その上に新しい歯を作るという方法です。
- 施術の副作用
(リスク) - 炎症反応により腫れが生じることがあります。腫れの大きさは、手術範囲や方法により異なりますが、次第に腫れが引いてくることがほとんどです。
- 来院の背景
- 一年程前に右上の奥歯を他院でインプラントにされたということです。しかし、思っていたような成果は得られず、治療後はずっと不具合があったそうです。
その事をインプラント治療をされた先生に相談すると、どうもインプラントの方向が悪く、最初の噛み合わせでは問題なかったものの、だんだんずれてしまったということでした。その先生は再度治療したいと申し出られたそうですが、不安があったので、友人に相談した結果、私の診療所に来られたということでした。
- 治療の結果
- インプラントは最良の治療法とはいえ、埋め込む方向が悪ければ他の歯に損傷を起こしかねないため、すぐに撤去することに同意していただきました。
その後、歯槽骨が安定するのをみて、もう一度正しい方向にインプラントを埋入しました。
患者さんは今回も多少不安だったようなので、何度も噛み合わせの状態を確認しながら治療を進めました。幸い、審美的にも満足できる治療を行う事ができ、「インプラントとはとても思えない」と喜んでいらっしゃいました。
Case 3前歯を失った方の症例
前歯5本をインプラント2本と人工歯で修復
55歳 男性/前歯5本欠損
費用:86万円(43万円×2)
- 施術名
- インプラント埋込手術
- 施術の説明
- 口腔内の骨に人工の歯根を作り、その上に新しい歯を作るという方法です。
- 施術の副作用
(リスク) - 炎症反応により腫れが生じることがあります。腫れの大きさは、手術範囲や方法により異なりますが、次第に腫れが引いてくることがほとんどです。
- 来院の背景
- 歯槽膿漏で前歯三本のみになり、やむなく部分入れ歯にされたそうです。
しかし、元々部分入れ歯に違和感があったものを我慢して使い続けていたら、残っていた三本の歯もグラグラになってしまったということです。「このままではどうなるだろう、心配だ」とご友人に相談したところ、「それならインプラントではどうか……」と、当院を勧められたそうです。
- 治療の結果
- ご本人の希望で、前歯に二本のインプラントを入れ、五本分の人工歯を入れました。
本来このような設計は、インプラントに負担がかかりすぎるため行わないのですが、「とりあえず一年でも使えれば」というご意向を汲み、治療いたしました。
きぬた歯科のインプラント治療
当院の患者様アンケートでは、95%以上の方に満足お答えいただいております。
術後は定期健診で様子をしっかり見ていきます。当の定期健診は術後10年間無料です。また、きぬた歯科では、一般的には破壊してしまう作成した歯型をすべて保存しているため、10年後の治療でも当時の歯型を見ることができます。
このような患者様に寄り添った治療方針に加えて、年間3,000本以上のインプラント埋入実績を誇り、必ず患者様の健康と安全を確保したうえで治療を行っております。
インプラント治療をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
インプラント治療の前にカウンセリングや精密検査を行い自分にあった治療方法を見つけてくれるクリニックを選ぼう
いかがでしたでしょうか?
本記事では、インプラント治療に関するさまざまな情報を徹底的に紹介しました。
インプラント治療を考えるうえでもっとも重要なポイントは、安心して治療を受けることができるクリニックであるかどうかという点です。
あらゆるリスクやトラブルを想定して、患者の健康状態を第一に考えてくれる医師であれば、安心してインプラント治療を任せることができるでしょう。
この記事の監修者
日本歯科大学新潟生命歯学部を卒業後、インプラント治療に従事。現在では年間3000本以上のインプラント治療の実績がある。
日本でインプラント治療が黎明期だったころからパイオニアとして活躍し、インプラントメーカーのストローマン社やノーベルバイオケア社から公認インストラクターの資格を得た。
本の執筆やTV・雑誌などのメディア出演、自身のYouTubeチャンネルなどで情報発信を積極的に行っている。
<主な著書>
インプラント治療は史上最強のストローマンにしなさい!!
歯医者が受けたい!インプラント治療
あっそのインプラント、危険です!!
<YouTubeチャンネル>
八王子きぬた歯科
<外部サイト>
きぬた 泰和 Wikipedia