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きぬた歯科インプラント治療とは
インプラント治療とは、顎の骨にチタンもしくはチタン合金でできた人工歯根を埋め込み、そこに義歯を被せる治療方法のことです。
インプラント治療のメリットとデメリットについては後ほど詳しく紹介しますが、審美性の高さや寿命の長さが挙げられます。
費用はかかるものの、口腔内の健康・見栄えを気にする方におすすめの治療です。
根管治療とは
根管治療とは、傷んだ神経を取り除き、最後は詰め物で蓋をする治療方法のことです。主に虫歯が進行したときに行われます。治療は何度か通院して行います。
歯の神経は複雑であるため、根管治療の難易度は歯科の治療の中でも高く、成功率も高くありません。ただし、歯を残せるメリットがあります。
インプラント治療のメリッ トとデメリット
インプラント治療には、メリットとデメリットがあります。
それぞれを踏まえたうえで、インプラント治療を検討しましょう。
それでは実際に、インプラント治療のメリットとデメリットを詳しく解説します。
メリット
インプラント治療のメリットは、主に以下の4つです。
- 硬度が高く自分の歯のように扱うことができる
- 審美的に優れている
- 周囲への歯の負担がない
- 顎の骨に刺激が伝わりやすく、骨が痩せるのを防げる
インプラントは人工のダイヤモンドといわれるほど、硬度が高いのが特徴です。
食事の制限がなく、自分の歯のように扱うことができるのは、インプラント治療ならではのメリットです。
さらにしっかりと噛むことができ、顎の骨が痩せるのを防げます。
周囲への歯の負担もなく、口腔内の健康に繋がります。
デメリット
インプラント治療はメリットだけではなく、デメリットもあります。インプラント治療のデメリットは、主に以下の5つです。
- 治療費がかさみがち
- 手術が必要になる
- 治療期間が長い
- 治療後も定期的にメンテナンスをする必要がある
- 感染症のリスクがある
インプラント治療が保険適用になるのは稀なケースで、基本は自由診療です。
1本あたり30万円〜40万円が相場で、手術方法によってはさらに費用がかかります。
さらに手術をすることから、治療期間は3ヶ月から1年と長いです。
治療後は定期的にメンテナンスをする必要があり、ケアを怠ると感染症のリスクがあります。したがって、ブラッシングやフロスでのケア、定期的な歯科検診が重要です。
根管治療のメリット とデメリット
根管治療には、メリットとデメリットがあります。
先ほど紹介したインプラント治療のメリットとデメリットもあわせて、根管治療を検討するとよいでしょう。
根管治療のメリットとデメリットを詳しく解説します。
メリット
根管治療のメリットは、主に以下の2つです。
- 歯を残すことができる
- 痛みを感じなくなる
根管治療は傷んだ神経を取り除き、被せ物をする治療です。したがって、歯を抜かずに済みます。歯は一度抜いてしまうと、元に戻ることはありません。
歯科医師としても歯を抜くのはできるだけ避けたいもの。根管治療であれば、歯を残せます。また、根管治療は傷んだ神経を取り除くため、痛みを感じなくなります。
デメリット
根管治療は歯を残せたり、痛みを感じなくなったりするメリットがある一方で、デメリットもあります。歯根治療の具体的なデメリットは、主に以下の5つです。
- 歯が脆くなる
- 歯のトラブルに気付けなくなる
- 治療回数が増える
根管治療は傷んだ歯の神経を取り除くため、歯に必要な栄養を届けることができません。結果として、歯が脆くなって割れてしまう可能性が高くなり、寿命が短くなります。
さらに神経を抜いて痛みがなくなるからこそ、歯のトラブルにも気付けなくなります。
そのため、日頃のケアを怠っていると、気付いたら虫歯が進行していたといったトラブルも起こりえるでしょう。
また、根管治療は数回にわたって治療するものです。治療回数が増えるため、費用がかさみ、クリニックに足を運ぶ手間も増えます。
インプラント治療と根管治療を選択肢として比較するケース
インプラント治療、根管治療のどちらを選択するかは、患者さんの年齢や価値観、経時的状況によって大きく異なります。
歯科医師としては、歯を残すのが最善ですが、患者さんがインプラント治療を望む場合は、なるべく希望に沿った治療プランを立てることになります。
しかし、歯を残したい、もしくは予算が限られているといった場合は根管治療になるでしょう。
このように一概にどちらがいいとは言えず、患者さんとの相談、歯の状態で決めます。
インプラント治療と根管治療のどちらがよいのか
インプラント治療と根管治療どちらがいいかは人によって異なるものの、なかなか決められない方もいるでしょう。
そこでここでは、インプラント治療が選択されるケースと根管治療が選択されるケースを紹介します。
前提として、歯の残存状況や顎の骨の状態によって適している選択肢は異なります。
そのため、あくまで参考程度にしてください。
インプラント治療が選択されるケース
インプラント治療が選択されるケースは、歯を残すのが難しいケースです。
仮に根管治療をしたとしても、治療後に膿が溜まり、顎の骨を溶かしてしまうことがあります。
こうなると抜歯をしなければならず、インプラント治療を検討することになります。
根管治療が選択されるケース
根管治療は、自分の歯を残したいときに選択される治療方法です。ただし、虫歯の進行状況によっては根管治療ができないこともあります。
そのため、歯の異常に気付いたらすぐに歯科医院に足を運びましょう。1日でも早く虫歯を発見することで、根管治療ができる可能性が高くなります。
自分の条件に合った治療法を選ぼう
いかがでしたでしょうか？
インプラント治療も根管治療も、それぞれメリットとデメリットがあります。歯は一度抜いてしまうと元には戻らないため、歯を残せる根管治療が理想です。しかし、虫歯の進行具合によっては根管治療ができず、インプラント治療を進められることがあります。
もしもインプラント治療を検討している場合は、きぬた歯科へご相談ください。
きぬた歯科では年間で、3,000本ものインプラント治療を行っています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
この記事の監修者
日本歯科大学新潟生命歯学部を卒業後、インプラント治療に従事。現在では年間3000本以上のインプラント治療の実績がある。
日本でインプラント治療が黎明期だったころからパイオニアとして活躍し、インプラントメーカーのストローマン社やノーベルバイオケア社から公認インストラクターの資格を得た。
本の執筆やTV・雑誌などのメディア出演、自身のYouTubeチャンネルなどで情報発信を積極的に行っている。
＜主な著書＞
インプラント治療は史上最強のストローマンにしなさい!!
歯医者が受けたい!インプラント治療
あっそのインプラント、危険です!!
＜YouTubeチャンネル＞
八王子きぬた歯科
＜外部サイト＞
きぬた 泰和 Wikipedia
