即時荷重インプラントで治療を受けられる2つの条件

即時荷重インプラントは治療期間が通常の治療よりも短いことから、治療を受ける場合には、2つの条件があります。
それぞれの条件を詳しく見ていきましょう。

あごの骨の大きさ

前提として、患者様のあごの骨が小さすぎると歯根となるインプラント体を埋め込むことができません。
そのため、あごの骨の大きさが一定の基準を満たしていることが絶対条件となります。

患者様が即時荷重での治療をご希望されていたとしても、あごの骨が小さい場合には治療ができない可能性があることはあらかじめ押さえておきましょう。

あごの骨の硬さ

骨密度が高く、硬い骨であることも即時荷重インプラントで治療を受けるための条件の1つです。
なぜなら、骨にインプラント体を埋め込む力に耐えられる硬さがなければ、治療を行うことができないためです。

そのため、骨の大きさだけでなく、硬さもまた、一定の基準を満たしているかどうかを、事前に確認する必要があります。

即時荷重インプラントの2つのメリット

インプラント治療の際に、即時荷重を選ぶメリットは主に2つあります。
それぞれのメリットの詳細を紹介します。

メリット①その日から噛めるようになる

即時荷重でのインプラント治療を行った場合には、即日で仮歯を入れることになるので、当日から問題なく食事をできます。

通常のインプラント治療であれば、あごの骨に歯根となるインプラント体を入れる手術をしたあと、インプラント体が結合されるまでは歯がない状態です。
また、歯茎を切断したあとは傷口を縫合しているため、手術後1~2時間は食事を控えなければなりません。

一方で即時荷重インプラントの場合は、即日で仮歯まで入れられるため、食事も当日から問題なくできるのです。
ただし、仮歯はあくまでも仮歯だという点には注意が必要です。
硬いものを噛んだ場合には、仮歯が取れたり壊れたりする場合があるので、人工歯を取りつけるまでは食べるものはできるだけ柔らかいものにしましょう。

メリット②不要な切開や複雑な骨造成などは行わない

即時荷重インプラントでは、通常の治療とは違って歯茎を切断するような切開や必要な量だけ骨の量を増やす骨造成も行いません。

そのため、通常のインプラント治療と違って、患部の腫れや痛みを抑えられるというメリットがあります。
また、通常の治療よりも費用を抑えられることもメリットの1つです。

さらに、これによって、治療に必要な手術の回数が少なく済み、治療の期間も短くなります。

即時荷重インプラントの2つのデメリット

続いて、即時荷重インプラントの2つのデメリットを紹介します。
治療後のトラブルを防ぐためにも、あらかじめ確認しておきましょう。

デメリット①インプラントが動いてしまう可能性がある

即時荷重の治療であった場合でも、あごの骨に埋め込んだインプラント体がしっかりと結合するまでには時間がかかります。
完全に結合していないあいだに、仮歯に対して強い力が加わるとインプラント体が動いてしまう可能性があります。

特に、歯ぎしりや食いしばりなど、歯に負荷がかかる動作が癖になってしまっている方は注意が必要です。

デメリット②手術後すぐは硬いものを噛めない

前述したように、あごの骨に埋め込んだインプラント体が完全に結合されていない状態では、仮歯に負荷がかからないようにしなければなりません。
そのため、インプラント体が結合し、人工歯を取りつけるまでは硬い食べものを控える必要があります。

即時荷重インプラントとは即日で仮歯を入れられる治療法のこと

いかがでしたでしょうか?

即時荷重インプラントとは、通常の治療とは異なり歯茎の切断や骨を削らないため、治療を受けた当日に仮歯まで入れられる画期的な治療法です。

即時荷重インプラントのメリットは、治療のその日に仮歯を使って食事ができることや不要な切開を行わないこと、治療の費用を抑えられることです。
一方で、仮歯はあくまでも仮歯なので、負荷をかけるとインプラント体が動いてしまうことや食事制限があることは押さえておきましょう。

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