インプラントのメンテナンスの重要性

インプラントはほかの人工歯と比べてみても治療費が高額です。
主な要因は、インプラントに使われるチタンと呼ばれる金属製の素材が高額なことと、治療に保険が適用できないことにあります。
そのため、埋め込んだインプラントはできるだけ長持ちさせて、再度治療し直すといった余計なコストをかけたくないものです。

インプラントを長持ちさせるために必要なことが、定期的なメンテナンスの実施です。
メンテナンスを行うことで、インプラント周囲炎と呼ばれる炎症や脱落(抜け落ちること)を防ぐことができ、長持ちにつながります。


通院して行うインプラントのメンテナンス

ここからは、通院でのインプラントのメンテナンスで実施する3つのことを紹介します。


口の中の状態のチェック

まずは、口の中が清潔に保たれているかどうかの確認です。
具体的には、以下のようなことを確認します。

口の中のチェック事項

  • インプラントを構成する各部品がしっかりと固定されたままであるかどうか
  • 各部品が壊れていないかどうか
  • 炎症を起こしていないかどうか
  • インプラントだけではなく周囲の歯に虫歯や歯周病がないかどうか
  • ほかの被せ物や詰め物の状態は良好かどうか


口の中はデリケートなため、上記のようにさまざまなことを確認し、問題があった場合は早い段階で対処する必要があります。


レントゲン検査

レントゲン検査は、目に見えない部分の状態を確認するために行われる検査です。
インプラントを埋め込んだあごの骨や、周囲にある歯の根元の状態などを見ます。
また、上あごの奥歯にインプラントを埋め込んだ場合は、周囲の骨の空洞あたりで炎症が起きていないかどうかもレントゲン検査で確認します。


クリーニング

日頃どれだけ丁寧に歯磨きを行っていたとしても、歯科医院で用いるような専用の器具や薬剤がないと行き届かないケアがあります。
このような器具などを用いた特別なクリーニングを行うことも、メンテナンスの重要な工程の1つです。
また、歯の汚れがひどい場合には、一度人工歯を取り外してクリーニングを行うこともあり得ます。


自身で行うインプラントのメンテナンス

インプラントを良好な状態に保つためには、歯科医院での定期的なメンテナンスだけではなく、日頃から自身で行えるセルフメンテナンスを行うことも重要となります。
ここからは、セルフメンテナンスにおいて大切な3つのポイントを紹介します。


ポイント①柔らかい歯ブラシで丁寧に磨く

歯磨きはセルフメンテナンスの基本ですが、何も考えずに適当に行うとインプラントに悪影響を与えてしまうので、しっかりとした方法で行うことが重要です。

まず、インプラントを傷つけないためにも、柔らかい歯ブラシを使ってあげることがポイントです。
そして、歯ブラシは一つひとつの歯に対して丁寧に当てて磨くことが重要となります。


ポイント②デンタルフロスで歯垢を除去する

ブラッシングで汚れが取りにくい歯の部分には、デンタルフロスを活用するとよいでしょう。
歯と歯のあいだには歯垢や歯石などの汚れができやすく、それらを除去するためにはデンタルフロスが有効です。
今まであまりデンタルフロスを使ってこなかったという方も、歯ブラシと併用してセルフメンテナンスを行うことを習慣化したほうがよいでしょう。


ポイント③マウスウォッシュで口内を清潔に保つ

マウスウォッシュを用いて口内を清潔に保つことは、歯周病を予防するために有効なケアです。
歯周病になってしまうと、天然の歯だけでなく、インプラントを埋め込んだ周囲のあごの骨も溶けてしまうといったリスクがあります。
そのため、マウスウォッシュを使うことは、インプラントの長持ちにつながります。


インプラントは歯科医院でのメンテナンスだけでなく日頃のケアも大事

いかがでしたでしょうか。

インプラントは治療費が高額なため、せっかく埋め込んだものを劣化させず、長期に渡って使いつづけたいものです。
長持ちさせるためには、年に2~4回程度通院しメンテナンスを行う必要があります。
インプラントとほかの歯の状態を見てもらい、異常がないかどうかを確認してもらいましょう。

また、日頃からのセルフメンテナンスも重要です。
歯磨きだけでなく、マウスウォッシュやデンタルフロスなどを使ったケアを丁寧に、そして継続して行っていきましょう。

きぬた歯科は年間3,000本のインプラント治療をした実績を持つ歯科医院です。
治療後のメンテナンスも徹底して行っていますので、インプラント治療に関心のある方は、ぜひご相談ください。