インプラント治療に喫煙が悪影響といわれている理由

インプラント治療を検討しているものの、タバコがやめられないという方もいらっしゃるでしょう。
喫煙している場合は主に歯茎に影響が出るため、インプラント治療ができない可能性があります。

ここからは、インプラント治療をする場合に喫煙が悪影響だといわれる主な理由を4つ紹介します。

理由①歯茎の免疫力が低下するため

タバコを吸うと発生する煙には、ニコチンやタールなどが含まれています。
なかでもニコチンには体内の免疫を低下させる働きがあるため、同時に口内の歯茎の免疫力も低下させてしまいます。

免疫力が低下している歯茎は、健康な歯茎に比べて弾力性を低いです。
弾力性の低い歯茎にインプラント治療をした場合、インプラント体が透けて見える可能性もあるため、おすすめできません。

理由②骨が結合しなくなるため

タバコの煙に含まれているニコチンには、口内の免疫力を低下させる働きがあります。
歯茎の免疫力が低下すると、埋め込んだインプラントが骨と密着せずに結合できない可能性が高いです。

インプラントが骨と結合できない場合は、一度インプラントを取り外さなければならないこともあるため、喫煙によって体内の免疫力が低下している人にはおすすめできません。

理由③血管が収縮するため

タバコを吸うと発生する煙に含まれるニコチンには、血管を収縮させる働きもあるため、体内に必要な酸素が体内にいきわたりにくくなってしまいます。

インプラント治療をする場合には、骨とインプラント体を結合させるために多くの酸素が必要です。
しかし、酸素が不足すると体内は酸欠状態になるため、インプラントが骨とうまく結合せず、思うように治療が進められないというリスクもあります。

また、血管が収縮した状態でインプラント治療を行ったとしても、あとからインプラントが外れてしまったりぐらついたりするなどの、トラブルにもなる可能性が高いです。

理由④唾液が減るため

喫煙によって血管が収縮すると、口内の唾液が減ってしまいます。

唾液には口内にある汚れを洗浄する役割があるため、唾液が減ると口内が汚れたままの状態になります。
口内に汚れが溜まると、歯茎が腫れたり歯周病を引き起こしたりするため、歯茎にとってよいことは1つもありません。

また、インプラント治療を行ったあと、唾液の量が減ったことで口内の汚れが溜まりつづけると、インプラント歯周炎という病気になるリスクが高まります。
インプラント歯周炎とは、歯周病によく似た病気のことで、インプラントを埋め込んだ周りの組織が歯周病になることを指します。

インプラント歯周炎が進行している場合には、インプラント自体を取り出さなければならない可能性もあるため、喫煙はできるだけ控えたほうがよいでしょう。

インプラント治療後の喫煙も控えたほうがよい?

インプラント治療が無事に終わると、我慢していた喫煙をしたくなるという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、インプラント治療において大切なことは、治療前だけではなく治療後も含めて喫煙を控えることです。

喫煙をすると、口内が乾燥して唾液の量が少なくなることや、血管が収縮することで酸素不足の状態に なります。
そのため、インプラント治療が終わったあとに喫煙をすると、免疫力が低下してインプラント歯周炎になりやすく、おすすめできません。

インプラント治療を検討する場合には、禁煙ができることを大前提として考えるとよいでしょう。

喫煙者でもインプラント治療はできるが、治療が失敗する可能性が高い

いかがでしたでしょうか?

喫煙者でもインプラント治療を受けることはできますが、ヘビースモーカーになると場合によっては治療ができない可能性があります。

喫煙をしていると、歯茎の免疫力が低下してインプラントが骨と結合しないことや、血管が収縮して唾液の量が減り歯周病を引き起こすことなどが、リスクとして挙げられます。
インプラント治療を検討している喫煙者様は、治療前だけではなく治療後もできるだけ喫煙を控えることがおすすめです。

きぬた歯科では、インプラント治療において国内最多の実績を持っています。
喫煙者でインプラント治療を検討されている方は、まずはご相談ください。