インプラントにおける規格とは

インプラントはメーカーごとに規格が異なります。
規格とは、各メーカーで決めている製品の形状や寸法、材質などの条件のことです。

そのため、違うメーカー同士の製品を組み合わせて使うことができません。

メーカーの違いによる私たちへの影響

インプラントのメーカーごとに規格が違うということは取り扱いの方法も異なるということです。
そのため、既に装着しているインプラントのメンテナンスは同じメーカーを扱っている歯科医院で行う必要があります。

基本的には、治療を行った歯科医院でメンテナンスも行うものですが、ご自身のお引越しや歯科医院の閉院などが理由で転院が必要になることもあるでしょう。
そのようなときは同じメーカーを扱っている歯科医院を探せばよいのですが、大変なのはマイナーなメーカーのインプラントを使っている場合です。

マイナーなメーカーのインプラントはそれだけ普及も少ないということなので、取り扱いの経験のある医師もなかなか見つからないことが考えられます。
そのため、インプラント治療をご検討されているのであれば、できるだけシェアの多いメーカーを採用している歯科医院を選びましょう。

このほかにもインプラントにおける歯科医院の選び方のポイントはいくつかあります。
詳しくはこの記事の後半で解説します。

インプラントの世界四大メーカー各社の特徴

インプラントのメーカーにはさまざまなものがありますが、ここでは、なかでもシェアの高い世界四大メーカーを紹介します。

メーカー①ストローマン

スイスのストローマン社のインプラントは日本でもシェアが高く、きぬた歯科でも使用しています。

ストローマン社のインプラントは、あごの骨の小さい日本人に適した形状をしているという点が特徴の一つです。
また、ほかのメーカーのインプラントと比べると比較的短期間で治療が済みます。

メーカー②ノーベルバイオケア

スウェーデンのノーベルバイオケア社は、世界で初めてインプラントを発明した老舗のメーカーです。
歴史がとても長く、豊富な臨床実績があるため安心して利用できるメーカーの一つだといえます。

メーカー③ジンマー・バイオメット・デンタル

アメリカのジンマー・バイオメット・デンタル社は、インプラントだけでなく筋骨系の製品も扱っている企業です。
インプラントの表面に加工を施しているため、骨とインプラントの結合を高めており、それによって「インプラント周囲炎」とよばれるトラブルが起こりにくいという強みがあります。

メーカー④アストラテック

スウェーデンのアストラテック社は、政府と民間企業から成り立つ、いわば半官半民企業です。
そのため、すぐに倒産してしまう可能性はとても低く、必要なときにパーツが手に入るため安心感の大きいメーカーだといえます。

インプラントのメーカーや歯科医院選びで気をつけたいポイント

歯科医院ごとに扱っているインプラントのメーカーは異なるため、インプラントをご検討されている際は歯科医院選びと同時にメーカー選びも行う必要があります。
以下の3つのポイントを押さえて、メーカーおよび歯科医院を選びましょう。

ポイント①有名なメーカーを選ぶ

数あるインプラントのメーカーのなかから、有名なメーカーを選ぶということは大前提です。
これには2つの理由があります。

1つは、有名なメーカーであればあるほど広く普及しており、扱っている歯科医院も多いためです。
インプラント治療は、完了までに最短でも2~3か月という期間がかかり、その後も6か月ごとに定期健診を行う必要があります。
もし、そのあいだにライフスタイルの変化などがきっかけで転院することになった場合も、有名なメーカーの製品を使用していればすぐに転院先が見つかるため安心です。

そしてもう1つの理由は、有名なメーカーであるということはそれだけ実績が豊富であるといえるためです。
インプラント治療を受けられる患者様のお口の状態は人によってさまざまで、なかには症状が複雑な方やあまり一般的ではないケースに当てはまる方もいらっしゃいます。
そのような場合も、実績が豊富な大手メーカーであれば、さまざまな症例のデータがあるため、近い症例のデータを参考に治療方法や治療後の経過を確認できます。

ポイント②各メーカーの特徴で比較する

有名なメーカーを選ぶことは前提として押さえておきたいポイントですが、とはいえ有名なメーカーもいくつかあるため、各メーカーの特徴を比較して選ぶことがおすすめです。

とはいえ、各メーカーの細かな特徴は現場の医師でなければわからないことも多いため、気になることがあれば医師に相談してみるとよいでしょう。

ポイント③インプラント治療の実績が多い医師を選ぶ

実績の多いメーカーを選ぶことも大切ですが、同時に担当医師自身の実績を見ることも大切です。
ホームページを見て、これまでに行ったインプラント治療の件数や担当医師のプロフィールを確認しましょう。

インプラントはメーカーごとに規格が違うため、広く普及している有名メーカーを選ぼう

今回は、インプラントのメーカーが違うことでどのようなことが起こりえるのか、メーカーの選び方とともに解説しました。

インプラントはメーカーごとに規格が違うため、複数のメーカーを組み合わせることができません。
また、メンテナンスの際も同じメーカーを扱っている医師が行う必要があるという点からも、インプラント治療の際は広く普及している有名メーカーを選びましょう。

きぬた歯科では、世界四大インプラントメーカーの1社であるストローマンのインプラントを使用しており、ストローマン社からは実績について表彰も受けております。

インプラント治療をご検討されている方はぜひ、きぬた歯科までご相談ください。